旅先の見覚えのある景色…実は通運業務の賜物かも。
2019年06月15日(土)
私は職業柄、全国各地、時には海外へ赴き、鉄道を追いかけています。
全国各地を旅していると
「あれ?この建物何だか知っているような気がする」
ということが度々起こります。テレビで見たのか雑誌やネットで知ったのか…いえいえ
「そうだ!ここにコンテナで荷物を運んでもらったんだ!」
ということが、よくあるのです。
建物の名前に見覚えがあるのはもちろんなのですが、周りの風景も知っているような気がします。なぜならば、鉄道コンテナ輸送において諸々の責任を負うのは基本的に発元の通運会社(着通運からの依頼により発通運が手配を行う場合、着元の通運会社が諸責任を負うこともあります)であり、卸地はコンテナ車が入れる場所なのか、2個積みのトラックでも搬入可能なのか等を調べるのは発通運の役目となるため、事前にしっかりと確認を行うからです。鉄道コンテナで運ぶことができるのを確認した上で、着通運に電話をし
着通運さん「その日は2個積みのトラックしか空いてないんですけれど、大丈夫ですか?」
小倉「広い道沿いで、2個積みでも余裕で入れる敷地なので大丈夫です!」
と、スムーズに依頼を進めることができるのです。
時には着通運の担当さんと電話をしながらお互いマップやストリートビューを開き、搬入路を確認することも。
着通運さん「今、ラーメン屋さんの角を右に曲がって…」
小倉「あ、ありました!私も曲がります….見つけました!タバコ屋さんの隣が卸地です!」
着通運さん「じゃあ、このルートで行きますね」
一緒に歩きながら確認しているような雰囲気で、とてもホッとできます。
コンテナ1個積みのトラックは小さそうに見えますが、実は大型車に分類されます。そのため、一般車ならば通れる道も、調べてみるとコンテナ車NGということが多々あります。南から回れば大型車進入禁止を回避できるけど、北から入るとアウトで…ということも日常茶飯事。だからこそ、着通運さんのドライバーさんに安心して運んでもらえるよう、ルートの確認は慎重に行いますし、自社のドライバーさんにも、的確な指示を行い、余計な負担をかけないことがとても大切になります。
多治見通運の鉄道コンテナ輸送についてはこちらをご覧ください
http://www.tajimituuun.co.jp/railway-container.html
☆鉄道貨物輸送を紹介するページに登場させていただいています!ぜひこちらもご覧ください!
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