運べないリスク軽減につながる!鉄道コンテナ輸送お試しキャンペーン
2023年09月06日(水)
全国通運連盟という組織をご存じでしょうか。鉄道利用運送(通運)事業者の業界団体で、昭和27年に設立。現在は公益社団法人として運営されています。通運の調査研究や通運事業の広報宣伝などを行っており、その中でも今回皆様にお伝えしたい取り組みが、毎年4月から2月にかけて行っている「鉄道コンテナ輸送お試しキャンペーン」です。
これは、継続的に出荷されている荷物において、鉄道コンテナ輸送を試験的に利用できるもので、費用の8割を全国通運連盟が負担します。新規のお客様だけでなく、既に鉄道コンテナ輸送を利用しているお客様でも、新たなルートでの試験輸送としてこのキャンペーンを利用することができるほか、現在手積みで行っている輸送においてパレット化を検討している場合などでも利用できます。手積み手降ろしは、トラックドライバーにとって肉体的にも時間的にも負担が大きいもの。以前、荷待ち問題について取り上げたことがありましたが、同様に荷役作業時間の短縮も2024年問題において取り組まなくてはならない大きなテーマです。
時間外労働の上限が規制されることにより荷物量と運び手のバランスが崩れてしまいことが懸念されるのですから、まずは時間外労働になる要因をひとつずつ丁寧に取り除いていくことが大切です。鉄道コンテナ輸送お試しキャンペーンを利用することによって、運べないリスクを軽減し、ドライバーにとっても負担なく輸送できる荷物がひとつでも増えることを期待しています。
※鉄道コンテナ輸送キャンペーンについて詳しくは、全国通運連盟のウェブサイトをご覧になるか、多治見通運までお問い合わせください。
多治見通運の鉄道コンテナ輸送についてはこちらをご覧ください
https://www.tajimituuun.co.jp/railway-container.html