31ftコンテナ輸送についてのあれこれ
2024年02月15日(木)
社長とのやりとりでビックリ
普段私はこのコラムについて多治見通運関谷社長とやり取りをしています。先日コラムを納品した際に
「多治見通運で31ftコンテナ輸送が定期ではじまるかもしれません」
とのお話しをいただきビックリ!
31ftコンテナとは
31ftコンテナは10トントラックとほぼ同等の積載能力があり、よく使用される1100mm×1100mmパレットの場合、16枚分の荷物を積載できます。普段よく見かける12ftコンテナ(私が多治見通運勤務時代はこのコンテナで輸送コーディネートを行っていました)は6枚分なので、その輸送力は相当のもの。
さまざまなコンテナの個数と調整
汎用コンテナとしてもつかわれている12ftサイズのコンテナは、JR貨物所有のもので約6万2千個あり、利用する際には希望するコンテナの種類を予約システムであるIT-FRENSに入力すればOKです。しかしそのほかのサイズ、たとえばJR貨物所有の20ftコンテナは保有個数357個、31ftコンテナは139個と数が少なく、利用前に調整が必要です。大きいサイズのコンテナの場合は利用線区や積み卸ろしができる駅に制限があったり、載せられる列車が指定される場合もあります。以前お伝えした、多治見駅(貨物駅)公開イベント時に20ftコンテナが列車に積載されてきて驚いたというのも、多治見駅ではこのサイズのコンテナを取り扱えないからで、今回31ftコンテナ輸送を行う場合も、名古屋貨物ターミナル駅からとなるでしょう。
そういった事情もあるため、大型コンテナの場合は定期的かつ安定したな輸送体系を構築するため、事前に荷主と通運、そしてJR貨物間で綿密に打ち合わせをします。
イチファンとして胸が高鳴ります!
…とご紹介をしましたが、先ほどもお伝えしたように、私は大型コンテナの手配経験がほとんどなく、イチ通運ファン、鉄道貨物ファンとして興奮しています。
近く、きちんと取材し実際の取り扱いについてレポートいたしますので、どうぞお楽しみに!
多治見通運の鉄道コンテナ輸送についてはこちらをご覧ください
https://www.tajimituuun.co.jp/railway-container.html