コンテナに載る荷物量について
2019年01月07日(月)
明けましておめでとうございます!
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
さて、新しい年がはじまり
「今年からコンテナで輸送してみようかな」
と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は具体的な、コンテナに載る荷物量についてお話しいたします(ちょっと無理やり…笑)
実際、鉄道コンテナ輸送をご案内する中で、どれだけの荷物が載るのかというのは大きな問題。鉄道コンテナでスタンダードなのが5tコンテナ、ゴトコンと呼ばれる12ftコンテナです。
トラック輸送では4tや8t、10tなどが基準になってくるため、5tという大きさは少し中途半端に感じる荷主様もいらっしゃいます。
「うちの荷物はちょうど4tに収まるように生産を調整してるから難しいよ」
などなど…
全面的に鉄道貨物輸送へ切り替えた荷主様の中には、生産やパレットの大きさなどを根本的に見直されたところも。
載せられるだけいっぱいを送りたいと仰られる方も多く、その場合は、鉄道コンテナの容積について詳しくお話しをします。
鉄道貨物輸送に限らず、運送業界では尺貫法の「才」という容積単位を多く用います。
1才は1辺が1尺(30.3cm)の立方体となり、30.3cm×30.3cm×30.3cm=27.818cm3=0.0278?。だいたい、みかん箱1つが1才の大きさです。
12ftの鉄道コンテナには、およそ500才の荷物が載ります。
たとえば、お客様から40cm×50cm×30cmの大きさの箱がどれだけ載せられるか知りたいと言われたら
0.4×0.5×0.3÷0.0278=2.158…1箱約2.2才
500÷2.2=227.27…ということで
「230箱くらい載りますよ!」
とお伝えします。
次回は、実際の積み込みエピソードをお届けいたします。
多治見通運の鉄道コンテナ輸送についてはこちらをご覧ください
http://www.tajimituuun.co.jp/railway-container.html