コンテナに載る荷物量について その2
2019年01月15日(火)
前回に続き、鉄道コンテナの容量のお話しです。
12ft鉄道コンテナには約500才の荷物を載せられると申し上げましたが、これは余裕を持った数字ですので、実際にはもう少し積むことができます。ですから、めいっぱい載せたいと仰るお客様には、確実に載せられる量をまずお伝えし、残りは調整しながら積みましょうか、とご案内します。
ちなみに、12ftコンテナに載せられる重量は「ゴトコン」ということで5tまで。
これはかなり厳しく、駅で重量のチェックを受けることもありますので、お客様とも密に連絡を取り、オーバーしないよう調整します。
さて、コンテナに積む荷物量を調整したものの、どうしても載せきれない場合というのも時々あります。
主に形状がバラバラのものを積むときや、お客様がコンテナのギリギリの容積を狙って荷物量を決定したものの、ちょっとだけ載らない等々。
そんな時には、残った荷物を1度に同じ日の同じ時間に運ばなくてはならないかどうかを確認します。
別の日にちや時間でも良ければ、現地まで路線便に載せることをご提案したり、次の荷物をお送りする予定があればそちらにスライドしたり。
同じ日の同じ時間でないと都合が悪いという場合には、路線便で着の通運会社まで送り、コンテナを運ぶ際にトラックの助手席に載せられれば載せる、そうでなければ別の車で走っていただいて同時搬入という形をとったりもします。
何にせよ、積み残しはドライバーさんも困ってしまいますし、諸々の調整に時間がかかったりもします。そして、追加の料金が発生することも多いですから、避けたいのが事実。
ですから荷物量の才数計算は、算数が苦手な私も最初に必死で覚えました。数種類の箱を載せる場合は、どれをどう積むと効率が良いのか、紙上でパズルゲームのように考えたり。
自身の引っ越しの時にも、車の容積と才数を考えながら計画的に積み込みが行えたので、覚えて良かったなぁと心から思いました。
多治見通運の鉄道コンテナ輸送についてはこちらをご覧ください
http://www.tajimituuun.co.jp/railway-container.html