Tajimi Express Co.,Ltd Presents

鉄道アーティスト・鉄道コンテナアドバイザー小倉沙耶の通運ってこんなにおもしろい!

貨物鉄道輸送150年

今年は貨物鉄道輸送150年という節目だけあって、様々な場所で関連の催しが行われたり、雑誌でも特集が組まれています。いくつかの媒体に私も執筆しているのですが、その中でも今回取り上げたいのが、ネコ・パブリッシング カンパニーから出版されている「RM MODELS」という雑誌。鉄道模型の専門誌で、毎回様々な車両やジオラマなどが紹介されています。
11月1日現在の最新号(339号)の特集は「コンテナバラエティ」。そう、なんとコンテナ車に載せて運ぶコンテナ類をフィーチャーしているのです。よく見かけるNゲージや、もう少し大きめのサイズとなるHOゲージの各種コンテナはもちろん、100円ショップで扱われているJRコンテナ缶を鉄道模型として楽しんだり、兵庫県の駅弁業者である淡路屋が販売している駅弁「JRコンテナ弁当」の空容器を本物のコンテナのようなディテールにしたりと、内容盛りだくさん。
私はその中で、特集冒頭のコラムを担当しています。実際の鉄道コンテナ輸送の現状や最近の気になる出来事、これからの展望などを、趣味雑誌ということもありますので楽しく語っています。ラッピングコンテナの話題のなかに、このコラムでも何度かお伝えした、紅白のパロマコンテナの話題も。レアコンテナと呼ばれるものでも、模型であればいつでも堪能できるのが強みですね。
貨物列車の写真を撮影していても機関車がメインだったり、後ろに繋がっているコンテナや貨車に興味のない方もいらっしゃいます。そんな中、趣味雑誌、特に現物を忠実に再現する方も多い模型業界の雑誌でコンテナが特集されたことはとても嬉しいです。実際のコンテナを貨車に載せる時のルールなども掲載されています。ぜひ読んでみてくださいね。

 

多治見通運の鉄道コンテナ輸送についてはこちらをご覧ください
https://www.tajimituuun.co.jp/railway-container.html

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小倉沙耶

PROFILE

小倉沙耶 こくら・さや

鉄道コンテナアドバイザー・鉄道アーティスト
都市交通政策技術者

1980年3月30日生まれ、愛知県豊橋市出身で現在は兵庫県伊丹市在住の鉄道アーティスト。子供の頃から母の実家である長崎に寝台特急「さくら」で何度も帰省し、その鉄道の旅情に魅了され、鉄道ファンとしての情熱を抱く。
2002年から「鉄道アーティスト」としての活動を開始し、テレビ・ラジオ出演や執筆活動だけでなく、鉄道イベントの司会や企画、講演なども手がけている。モットーは「鉄道に関わる全ての方が、笑顔でいられるためのお手伝い」。
2009年には明知鉄道観光大使に就任し、2013年には京都大学大学院工学研究科低炭素都市圏政策ユニットより都市交通政策技術者(第112号)に認定された。
2022年からは一般社団法人交通環境整備ネットワークの審議役を務め、通運の経験を生かし、鉄道コンテナアドバイザーとしても活動している。2021年には出産し、乳幼児連れでの公共交通利用促進と周囲の理解についてメディア・イベントなどで積極的に発言している。
鉄道趣味の中心は気動車・貨車・古いレールであり、その情熱を通じて広く鉄道文化の普及に尽力している。